オタクが推しと会話して死んだ話

何があったのか

オタクが超会議で推しVTuberと喋って、
あまりの尊さに死にましたというお話。

事の発端

今年も開催された「ニコニコ超会議」。
ニコニコ動画の(だいたい)全てを地上に再現するというコンセプトで毎年行われているお祭りであり、今年の参加者数は歴代最高の16.8万人を記録するなどオタクにとってはGWの一大イベントとなった。
僕自身は正直そこまでアクティブなオタクではないため、今年も自宅参加でいいかなぁと考えていた3月下旬、このツイートが投稿される。

参加者一覧の中に燦然と輝く「鈴谷アキ(にじさんじ)」の文字列。
そう、何を隠そうこの僕は鈴谷アキくんの限界オタクなのである。
有料チケットは事前抽選方式ということで、(精神的な保険の意味もあって)当たったらラッキーくらいの気持ちで申し込んだわけだが……

そう、こいつは案外当てるのである。
この瞬間、GW最初の土日の過ごし方が確定された。
また後日、僕が今年に入ってから本腰を入れて応援し始めた鈴木勝くんの参加も発表され、いよいよもってオタクがドロドロに溶けることになってしまった。
ちなみに勝くんのチケットは抽選こそ外れたもののキャンセル分等の追加先着販売の機を逃さずしっかり入手した。

VTuberおしゃべりフェスとは?

アキくんや勝くんの参加する「おしゃべりフェス」とはどういうイベントなのか?
実は同様のイベントは今年の2月にも実施されており、実際に参加された方の記事に詳細な説明とレポートがある。
端的に説明するならば”VTuberとの握手会(握手は出来ないのでお話をする、時間は1分ある)”というところになろう。
今回は超会議内での開催ということで、運営側からの依頼による枠が合計12枠、一般のVTuberが希望して参加する枠が合計30枠と非常に大規模な開催となった。
タイムテーブルはこちら

当日のおしゃべり

チケットを入手した段階で整理番号が割り当てられており、当日は基本的にその順番に従っておしゃべりを行った。

会場の様子。仕切りなどはなく、並んでいるモニタにVTuberが存在する。
後ろに並んでいる人におしゃべりしている様子をマジマジと眺められる。

基本的な流れは2ショット撮影→1分間の会話→プレゼントの投入だった。
以下では具体的な会話の流れをレポートしておく。
VTuberの発言について、かぎかっこで括って示す。
(あまりにも幸せすぎて詳細には覚えていないため、一部事実とは異なる表現が混じっている可能性がある)

1日目 2枠 鈴谷アキ(にじさんじ)

一応手を♡にしているのだが、カメラがどこかわかっていない。愚か。

(ヘッドセットを装着)
「こんにちはー!」
こんにちは!
「お名前聞いてもいいですか?」
bainと申します!
「bainさん!いつも見てくれてありが↓とー→!」
こちらこそありがとうございます!
アキくんと実際にお話できるなんて夢みたいです。
「ボクもお話できてうれしいよ!」
最近はちょっと忙しいのもあり、なかなかお声が聞けず寂しいです。
「そうなんだ…」(ここで肩ポンポンされる)
あ、時間みたいです。本当にありがとうございます。
アキくんすき!
「ボクもすきだよ」
(ヘッドセットを外す)

感想

わかってはいたが、実際に話すと1分は一瞬である。
もっとちゃんと話すことを準備していたはずなのだが、ヘッドセットをつけてすぐにアキくんの「こんにちはー!」を聞いたら全部吹き飛んでしまった。
結果として”ありがとう”と”すき”しか伝えられていない。
これはリベンジしたい。どこかで絶対にしたい。
ただ、事前に限界になることを予期し、プレゼントとしてお手紙を書いてきていたため、思いを伝えることはできたはず。
これは今後もやっていこうと思った。
あと生「ボクもすきだよ」は殺傷力が高い。
多分終わってからしばらくニヤついていたと思う。

2日目 1枠 鈴木勝(にじさんじ)

今回おしゃべりさせていた2人ともそうなのだが、笑顔がかわいすぎる。

(ヘッドセットを装着)
「こんにちは!お名前聞いてもいいか?」
こんにちは!bainと申します。
「bainさん!いつも放送来てくれてるよな!」
行かせていただいてます。ところで勝くん、緊張とかしてます?
「き、緊張してねーし…!」←かわいい
それはよかったです。
「そうそう、ツイートもしてくれてたよな。そのネックレスかっこいいじゃん」
見てくれてたんですね!
勝くんに会うために今日はこれ着けてきました。
「ありがとう、そのシャツも俺の衣装とちょっと似てていいね」
いやもう、ありがとうございます。
勝くんも普段からかっこいいですもんね!
ASMR動画とかでもお世話になっているのでその御礼をと……。
「な゛っ!?……見てくれてありがとう」(ここで肩ポンポン)
これからも応援しています、大好きです。
「ありがとう!」(頭振り挨拶)←死ぬほどかわいい
(ヘッドセットを外す)

感想

前日の反省を活かし、かなり喋りたいことを喋れた気がする。
勝くん自身がエゴサ魔で、こちらのツイートの内容を拾っておしゃべりしてくれたのもありがたかった。(推しにマジで見られてるってすごいことである)
リアクションの1つ1つがかわいくてオタクはニヤけを我慢するのが大変だった。
(多分我慢できていなかった気がする)
ただしもちろん普段思っていることの100分の1も話せる時間設定ではないので、お手紙は書いておいたしプレゼントボックスに入れておいた。
枠が終わって十数分くらいのタイミングで感想ツイートに勝くん本人のファボがついたのは笑った。

総括

歓喜で言葉を失う経験は初めてだった。
これまで自分は「別に推しに認知される必要はない」派のオタクで、影から眺めていられればよかったのだが、実際に会って感謝や愛を伝えることができる喜びを知ってしまった。
この2日間は今後の人生においても忘れられない思い出になったと思うし、まだ体験していないオタクには是非とも体験してみてほしい。

ところで、今こんなのあるらしいぞ。

幕張は遠くて来ることの出来なかったオタクの皆、勝負どころだ。

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