土屋言語への誘い

この記事はeeic Advent Calendar 2018、16日目の記事です。

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自己紹介 / この記事は何?

ゆやです。
eeic2016で現在某研究室のM1をやっております。
普段は美少年を崇拝し、最近はにじさんじにどっぷりです。
たまにお遊びでbrainfxxkしたり自然言語を処理したりしています。

この記事は僕がしばしばツイートする土屋言語(例:以下のツイート)について、
どのようなものかを概観しつつ、それが用いられる世界観を解説するものです。

これらツイートがどのような規則のもとで生成されたのかを紹介しつつ、
土屋言語とは切っても切り離せない「楽曲」について触れながら、
これらによって紡がれる世界があることの紹介ができればと思っています。
要は布教用記事です。技術的な話は無いので息抜きとしてお楽しみください。

TL;DR

  • 土屋言語: ヒュムノス、契絆想界詩、REON-4213などの人工言語の総称
  • アルトネリコ、サージュ・コンチェルトシリーズで用いられる
  • ヒュムノス: 想音+V(+S+V’) 「(SがV’するのを)私はVする(のを私は…と思う)」
  • 契絆想界詩: 想言+導言 「(想言)は(導言)」
  • REON-4213: QuelI->{文章}->ExeC->{発動子};
  • 各言語が使われる楽曲(ゲーム中での”詩魔法”)が最高だから聴いてください
  • アルトネリコ・サジュコンも触れてみてくださいね
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vs デリバリープロバイダ

「Amazonの注文、めちゃくちゃ遅れる」
「予約してたのに発売日に届かない。konozamaだ」

僕はAmazonをもう何年もprime会員として使っているが、
このようなことを実感したことはなかった。
幸運にもヤマト運輸など、サービスの徹底された信頼できる輸送業者が配達を担当してくれていたからである。

しかし、先日の注文は様子が違った。
まず配送業者がいつものヤマトではなく「デリバリープロバイダ」であった。
ここで嫌な予感。デリバリープロバイダといえば「配達遅延・不在票を入れない・不達」で悪名高い配送業者(厳密には地域毎の中小配送業者の総称)である。
注文時の到着予定日は11月2日。
出荷時間的に普通に配送されれば夕方以降家に居れば確実に受け取れるだろうということで待機していた。が、届かず。
次に僕が取った行動は何はともあれAmazonの問い合わせフォームから問い合わせることであった。

ここから、実際に問い合わせた内容とそれに対する対応をあわせて、デリバリープロバイダの素晴らしきクソさをまとめようと思う。

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オタクが独りで遊園地に行った話

はじめに

人、世間愛欲のなかにありて、独り生れ独り死し、独り去り独り来る。

仏説無量寿経 巻下より

人は生来孤独なものである。
したがって、あらゆる事柄を―それが世間一般には複数人で行うことが正常であると認識されているとしても―独りで行う力をつける必要がある。
最近では独りカラオケや独り映画が市民権を得ているように思われるが、依然として独りで行うのにハードルが高いのが「遊園地」である。

そんな折、よみうりランドとVTuberのタイアップイベント「VtuberLand」が発表された。
9月24日から30日の間は「にじさんじDays」と銘打たれ、にじさんじ所属バーチャルライバーのコラボフードやコラボアトラクションが楽しめる。
この記事はその初日、9月24日に人生初の独り遊園地を敢行した一人のオタクの行動録である。

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見やすいMacのTerminal

僕はMacユーザである。
WindowsのGUIとLinuxのCUIのいいところ取りという感じで好みのOSなのだが、
どうしても許せないことが1つある。

Terminalの初期設定のダサさ・使いづらさである。

白地に何の面白みもない黒文字、見づらい文字サイズとフォント。
外観やGUIにはやたらとこだわるMacの、
Terminalだけがあの悍ましい状態で放置されているのか本気で謎だ。

少しTerminalを使いだすと設定を変更するなどしがちだが、
プリセットではどうにもしっくりこない。
そこで、同じようにTerminalにブチ切れている記事を参考にしながら、
自分の使いやすいTerminalの設定を行った。

自分用のメモも兼ねてここに記しておく。
(初期状態から我慢できる状態にするまでなのでプロは鼻で笑って)

テーマ

Icebergを選択。
この記事の通りの手順を踏むことで悍ましい基本テーマからおさらば。

フォント

Rictyを選択。
Macに導入するのにはこちらを参考にHomebrewを使うのが楽か。
またデフォルトのフォントサイズは18ptに。

プロンプト

初期設定がゴミofゴミ。最低限、.bashrcを

# .bashrc 
# エイリアスの設定
# ls(カラー表示)
alias ls='ls -G'
alias ll='ls -lG'
alias la='ls -laG'

# プロンプトの設定
PS1='[\u@\h \w]\$ '

のように設定する。

Vim

こちらを参考に、vim-hybridを選択。
.vimrcも最低限

syntax enable
set number
set tabstop=4
set autoindent
set expandtab
set shiftwidth=4
set background=dark
colorscheme hybrid

のように設定する。

ここまで設定することでTerminal画面が次のようになる。

スクリーンショット 2018-09-04 15.11.04.png

MacBookを新しくしたらとりあえずこの作業を最初にやれよ、未来の自分。

“LGBT”が嫌い

“LGBT”という言葉が嫌いだ。
特に昨今の人権意識の高まり〜という文脈で使われると、
苦虫を噛み潰したような顔をするしかなくなる。

サイトの紹介ページにも記してあるが、僕は所謂”ストレート”ではない。
自身の性自認・性的指向と合わせて、
僕がなぜ”LGBT”という言葉に拒否反応を示してしまうのかを記す。

自身の性自認・性的指向

まず、性自認と性的指向という言葉について確認しておく。
少しでもジェンダー論をかじったことのある方は読み飛ばしてもらって構わない。

性自認

性自認とは,自分の性をどのように認識しているのか,どのようなアイデンティティ(自己同一性)を自分の感覚として持っているかを示す概念です。
性自認 性的指向 – 法務省 より)

早い話が「あなたの性別は?」という日本語に対する答えである。
性同一性・ジェンダーアイデンティティともいう。

性的指向

性的指向とは、人の恋愛・性愛がどういう対象に向かうのかを示す概念を言います。
性自認 性的指向 – 法務省 より)

こちらは自分が好きになる相手の性別である。
異性愛・同性愛・両性愛などが代表的だろう。

僕自身、性自認は男性、性的指向は極めて微妙(無性愛?)であると自覚している。
思春期以降、異性に対する性的魅力を感じることがなかった。
Aセクシャルという分類が一番適切であると考えている。
しかしながら、現状そうであったとしても、この先本当に全く「無い」のかはわからない(性的指向があることは明確に自覚できるが、ないことは自覚することが死に際までないのではないだろうか)。
それが僕たちのような性的指向を持ってしまった(あるいは持つことのできなかった)者の悩み、苦しむところである。

“LGBT”が気に食わない理由

話を戻そう。僕は”LGBT”という言葉が鳥肌が立つくらい嫌いだ。
そこには2つの理由が存在する。

まず、”LGBT”が全ての性的少数者を指す用語であるかのように用いられている現状がある。
LGBTはLesbian(女性同性愛者), Gay(男性同性愛者), Bisexual(両性愛者), Transgender(性自認の不一致)の頭文字を取った略称である。
確かに世間一般にいう性的少数者はこれらの人たちのイメージが強いが、僕のように「そうではない」性的少数者も確かに存在する。
僕は「LGBTですか?」と尋ねられた際にはノータイムで「いいえ、違います」と答えることができる。しかしそれはストレートであるということではないのだ。

次に、この理由が一番大きいのだが、”LGBT”が性自認と性的指向を一緒くたにして述べてしまっているということがある。
“LGB”は性的指向の話だが、”T”は性自認の問題だ。
この点を明確に分類することもないこの用語が、性的少数者を語る上で用いられてしまっていることがどうしても我慢ならないのである。
このあたりをもう少し上手く扱うためのSOGIという概念も存在するので、そちらを使って貰ったほうが何億倍もマシだ。

まとめ

僕は”LGBT”警察的なところがあるので、性的少数者に言及するときはちょっとだけでも気を使ってみると良いかもしれない。
他にもっと適切な概念が存在するのだから、LGBTとかいう表現は捨ててしまいませんか。

 

AkinekoLangを公開しました

はじめに

先日、僕の最推しバーチャルライバー鈴谷アキくんが活動半年を迎えた。

半年を迎えたアキくんに対しては様々なお祝いイラストが投稿された。
どれも愛に溢れたものであり、僕も何かこの愛を表現したいと感じさせられた。

しかし、僕はイラストが描けない。絶望的に。

そこで、かねてより作りたいと思っていた、
アキネコ専用プログラミング言語”AkinekoLang“を公開することにした。
以下にその仕様を示す。

AkinekoLangとは

アキネコ(鈴谷アキくんのファンの総称)専用のプログラミング言語である。
早い話がBrainfxxk派生言語で、各命令をアキくんの名言に置換したものだ。
詳細についてはWikipediaやその参考文献に詳しい。

命令とアキくんの名言の対応は次のようになっている。

  • アキニウム光線!: ポインタのインクリメント(>)
  • スコポンジ: ポインタのデクリメント(<)
  • ボコォ: ポインタの指す値のインクリメント(+)
  • グシャァ: ポインタの指す値のデクリメント(-)
  • はぁ〜: ポインタの指す値が0なら後ろの”ぺったんぺったん”にジャンプ([)
  • ぺったんぺったん: ポインタの指す値が0でないなら前の”はぁ〜”にジャンプ(])
  • スバラシイデス!!: 入力から1バイト読み込んでポインタの指す値に代入(,)
  • 男の娘じゃい!: ポインタの指す値を出力(.)

これだけの命令で原理的にはC言語やPythonと同じだけの計算能力を有する。
サンプルコードを見てもらえればわかるが、
非常に”ボコォ””グシャァ”する言語である。

実装はyameholo様のSiro Language Interpreterのソースコードを、
MITライセンス条項に則って改変することで行った(ので実質実装は0秒)。
Brainfxxkはコンパイラもインタープリタも単純なものなので、
自分でやっても良かった気もする。

サンプルコード

AkinekoLangにはサンプルコードが用意されており、次のような内容である。

ボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォはぁ〜アキニウム光線!ボコォアキニウム光線!ボコォボコォボコォアキニウム光線!ボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォアキニウム光線!ボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォスコポンジスコポンジスコポンジスコポンジグシャァぺったんぺったんアキニウム光線!アキニウム光線!アキニウム光線!グシャァグシャァグシャァグシャァグシャァ男の娘じゃい!アキニウム光線!ボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォ男の娘じゃい!グシャァグシャァ男の娘じゃい!スコポンジスコポンジボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォ男の娘じゃい!アキニウム光線!アキニウム光線!ボコォボコォ男の娘じゃい!ボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォ男の娘じゃい!グシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァ男の娘じゃい!スコポンジスコポンジグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァ男の娘じゃい!アキニウム光線!ボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォボコォ男の娘じゃい!ボコォボコォ男の娘じゃい!グシャァグシャァ男の娘じゃい!グシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァグシャァ男の娘じゃい!ボコォ男の娘じゃい!

これを実行すると次の出力が得られる。

Aki-kun SUSHI

Brainfxxk大好きなどうかしている方向けのコードはこちら。
あんまり頭良くない処理をしていることがバレる。

++++++++++[>+>+++>+++++++>++++++++++<<<<-]>>>-----.>+++++++.--.<<+++++++++++++++.>>++.++++++++++.-------.<<-------------.>++++++++++++++++++.++.--.-----------.+.

 

おわりに

みんなもAkinekoLangでアキくんへの愛を囁こう!
1周年のときはこれを使ってもうちょっと面白いことをやりたいかなーやっぱw