vs デリバリープロバイダ

「Amazonの注文、めちゃくちゃ遅れる」
「予約してたのに発売日に届かない。konozamaだ」

僕はAmazonをもう何年もprime会員として使っているが、
このようなことを実感したことはなかった。
幸運にもヤマト運輸など、サービスの徹底された信頼できる輸送業者が配達を担当してくれていたからである。

しかし、先日の注文は様子が違った。
まず配送業者がいつものヤマトではなく「デリバリープロバイダ」であった。
ここで嫌な予感。デリバリープロバイダといえば「配達遅延・不在票を入れない・不達」で悪名高い配送業者(厳密には地域毎の中小配送業者の総称)である。
注文時の到着予定日は11月2日。
出荷時間的に普通に配送されれば夕方以降家に居れば確実に受け取れるだろうということで待機していた。が、届かず。
次に僕が取った行動は何はともあれAmazonの問い合わせフォームから問い合わせることであった。

ここから、実際に問い合わせた内容とそれに対する対応をあわせて、デリバリープロバイダの素晴らしきクソさをまとめようと思う。

11月2日

お問い合わせ内容: 本日到着予定の商品が22時を過ぎても届かない。
22時を過ぎたところで勝手に到着予定日が3日-7日に変更されていたが、これでは何のためにお急ぎ便で注文したのかわからない。
10:03 PM JST 担当者(Amazon): お問い合わせいただきありがとうございます。Amazonカスタマーサービスの**でございます。よろしくお願いいたします。チャットの接続が途切れた際は、Eメールにてご案内させていただきます。

ご注文の配送について、ご心配おかけしております。
10:04 PM JST 担当者: お問い合わせの商品
・*商品1*
*商品2*
*商品3*
こちらで間違いないでしょうか?
10:04 PM JST : そのとおりです。
10:05 PM JST 担当者: ありがとうございます。
ご注文の配送状況についてご案内いたします。
10:08 PM JST 担当者: たいへんおまたせしております。
現在配送量の増加に伴い通常よりも配送にお時間がかかるようになっております。
10:09 PM JST 担当者: 期間としては、先月末から今月初頭です。
そのため、
配送業者側が予定日通りにお届けすることが困難な中、荷物を受け入れてしまったため、お届けが遅延している状況かと存じます。
現在としても、配達店には到着してないため
10:10 PM JST 担当者: お届けについては、大変申し訳ございませんが、明日の最短のお時間でのお届けになるかと存じます。
10:11 PM JST 担当者: なお、明日のお届けとなる部分については、
10:12 PM JST 担当者: 配達時間に指定がございましたら、配送業者に希望時間をお伝えさせていただくことはできます。もちろん、遅れることにより、キャンセルもお受けできます。
ご不便おかけしてしまい、申し訳ございません。
10:12 PM JST : では絶対に午前中に持ってくるようお伝え下さい。
10:13 PM JST : 正直デリバリープロバイダが配達業者であった時点で嫌な予感はしていたので、今度こそ失望させないよう重ねてお伝え下さい。
10:13 PM JST 担当者: かしこまりました。
かしこまりました。
配送について、大変お客様がお困りであることを踏まえ
10:14 PM JST 担当者: 11月3日の午前中の配送を手配するように、私から配送業者「デリバリープロバイダ」に依頼させていただきます。
大変申し訳ございません。
10:15 PM JST : 丁寧で迅速な対応ありがとうございます。よろしくお願いします。
10:15 PM JST 担当者: かしこまりました。
今回
配送遅延が起きていることは既に事実でございます。
10:16 PM JST 担当者: ささやかなお詫びとなりますが、プライムご利用期間。1ヶ月延長をさせていただいてもよろしいでしょうか?
10:17 PM JST : 特段そのようなことを求めての問い合わせではないため、そちらにお任せします。
10:18 PM JST 担当者: かしこまりました。
10:19 PM JST 担当者: 私の判断で手配しておきます。失礼なことをお伺いし、申し訳ございませんでした。
10:20 PM JST : いえ、お気持ちはありがたいです。これからも良いサービスをよろしくお願いします。
10:20 PM JST 担当者: ありがとうございます。
かしこまりました。
10:21 PM JST 担当者: お客様によりよいサービスを提供できるようにサービスの拡大。品質の改善に努めさせていただきます。
今回の件について、大変ご迷惑をおかけしてしまいましたことを、改めてお詫びいたします。
10:22 PM JST : 対応頂きありがとうございました。

チャット形式のAmazonの対応フォームはログもきちんと残って「言った言わない」の水掛け論をせずに済むのでありがたい。
このログはほぼそのままだが、当然実名などは編集してある。

まとめると、「運送業者が原因の配送遅延がこのところ発生している、今日の配送は困難、従って明日以降のお好みの時間を指定していただきたい」「(クソやんけ…)じゃあ絶対明日の午前中に持ってこい」「Amazonから運送業者に伝えておく」という会話だ。
この時点では流石に翌日には荷物も届くだろうと楽観視していたため、僕もここで矛を収めている。この「伝えておく」の方法もきちんと確認しておけば翌日の地獄は生まれなかった。

11月3日

当然の権利のように午前中に荷物は届かず。
昼以降夜までバイトだったため、怒りに任せて郵便受けの前にこの張り紙をして家を出ることに。
IMG_6037相手がおそらく日本語の解釈に問題があるのだろう(そうでなければ時間指定を無視できるはずがないため)という考慮のもと、後半の文面にはふりがなもふってあげる優しさである。

バイトをこなし、疲れて帰宅した僕を待っていたのはこちら。
IMG_6038.jpgぶっ殺してやる。
というか、対応状況のチェックボックスすら入れない、担当者の名前も書かないって流石に舐めているのか?
こいつの中で17時15分は「午前中」なのか。どこの国基準だよ。

流石にキレながら2日連続の問い合わせ。
本当にこんなことしている時間が無駄である。

お問い合わせ内容: 昨日到着予定の商品が届かず、こちらのフォームで問い合わせたところ本日午前に到着するよう手配するとのことだったのでその場は収めました。
しかし、今日の午前中に届かず、用事で外出して先程帰ってくると17時15分ごろに不在届が投函されていました。
17時15分は午前中なのでしょうか。どこの国の基準で考えているんでしょうかね。
一応家を出る前に、21時以降にもう一度届けるよう書き置きを見えるように置いて出ましたが、確認がなされているかどうかもわかりません。
明日の予定まで縛られるのは流石にアホらしいので、なんとしても今日中に届けてほしいです。
08:32 PM JST 担当者(Amazon): お問い合わせいただきありがとうございます。Amazonカスタマーサービスの**でございます。よろしくお願いいたします。
08:33 PM JST 担当者: 恐れ入りますが、詳細を確認いたしますので、少々お待ちください
08:36 PM JST 担当者: 商品『 *商品1*』を含めてご注文でお間違いないでしょうか。
08:36 PM JST : そうです。
08:37 PM JST 担当者: 配送ステータスに確認しましたところ、まだ配達していないことがわかりました。ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんでした
配送業者に至急依頼いたます
08:38 PM JST : 本日持ってきてもらう以外の解決は存在しないのでよろしくおねがいします。
08:38 PM JST 担当者: 左様でございますね
08:39 PM JST 担当者: 配達業者に催促させていただきます。
08:44 PM JST 担当者: 大変お待たせ致しました。
08:45 PM JST 担当者: ただいま配送業者に催促いたしました。大変申し訳ございませんが、商品の到着まで今しばらくお待ちいただけますでしょうか
08:45 PM JST : 間違いなく本日届くということでよろしいですね?
であれば待機させていただきます
08:47 PM JST 担当者: 当サイトでは配送業者に連絡する場合はEメールので形でございます。誠に恐れ入りますが、現時点まだ返答ございまませんので、早めにお届けよう努めて参ります
08:49 PM JST 担当者: 今回のお届けが遅れることを**様へ事前に連絡することができず、ご迷惑とご不便をおかけしましたことを重ねてお詫び致します
同様のことがないよう配送の改善に努めて参りますので、何卒ご容赦くださいますようお願いいたします
08:49 PM JST : うーん、それと同じことを昨日言われているんですよね。
08:50 PM JST : 昨日は「明日の午前に届けるように私からお伝えしておきます」と聞きまして、このざまなわけなんですが。
08:52 PM JST 担当者: 前回の履歴を確認しましたところ、配送業者に連絡しましたが、お手元に届いておらず、何らかのトラブルが生じた可能性があります
08:53 PM JST 担当者: 数あるサイトの中からAmazonをお選びいただいたにも関わらず、期待に沿う回答をご用意できませんでしたことを重ねてお詫びいたします
08:55 PM JST 担当者: 商品をお届く前に配送業者に催促させていただきます。早めにお届けよう努めて参ります。大変申し訳ございませんでした
08:55 PM JST : いやもう今日届かないのであればキャンセルさせて頂きたいと思うので。
08:58 PM JST 担当者: 誠に恐れ入りますが、本日配達出来ない場合はキャンセルさせていただきます。よろしいでしょうか
08:59 PM JST : はい。こういうことは言いたくないですが、せめて金を払っているprime会員の注文ではこういうことが起きないようにお願いします。
デリバリープロバイダの関東での悪名高さ(届かない、不在票入れない、遅れる)を舐めていたこちらも悪かったです。
09:00 PM JST 担当者: 左様でございます 
09:00 PM JST : 今後配送業者がデリバリープロバイダの場合は注文をキャンセル致しますね。
09:00 PM JST 担当者: 他のお客様から連絡もありました
お客様のお気持ちが理解しております
09:01 PM JST 担当者: 今回ご迷惑をおかけした状況について、改めて担当部署に報告させていただきます
09:01 PM JST : 理解するだけでは何の意味もなくて、改善につながって初めて意味があるので、よろしくおねがいします。
09:01 PM JST 担当者: 配送サービスの改善に努めて参ります、何卒ご容赦くださいますようお願いいたします。
はい
09:02 PM JST 担当者: Amazon.co.jpが販売発送する商品のご注文に利用できるクーポンを500円分登録させていただきました。 金銭的な問題ではないと存じますが、お詫びの気持ちとしてお納めください
09:03 PM JST 担当者: ご利用の足しにしていただき、お買い物をお楽しみいただければ本望でございます
09:03 PM JST : amazonが悪くないのは重々承知しています。
ただ、他に問い合わせ窓口がないが故にここでご迷惑をおかけして申し訳ないです。
対応ありがとうございました。

09:04 PM JST 担当者: いえいえ 配送サービスが重要な要素であると認識しております
せっかくお問い合わせいただいたにも関わらず、ご期待に沿う回答をご用意できませんでしたことは、誠に心苦しく存じます

まとめると、「配送に何らかの問題が発生していて届いていない」「何でもいいからとにかく今日持ってこさせて」「運送業者に催促しました、もう少しお待ちを」「今日この後届くんですね?なら待ちます」「メールで催促という形なので確約はできない」「(は?この緊急の対応をメールで行うの?アホ?)いやいや、昨日『今日の午前中に届くように手配する』って言われてこのざまなんだぞ?」「催促します」「いやもう今日届かないならキャンセルで」「了解」「デリバリープロバイダ、ホンマクソやしなんとかしてね」「担当部署に報告しておきます」という会話だ。
昨日に比べて僕が露骨にキレている。
結局張り紙に書いておいた21時以降にも荷物は届かず、このまま注文はキャンセルになるかと思われた…

11月4日

が、そこはクソデリバリープロバイダ、そう簡単に話は終わらない。
何を思ったか今日になってその荷物を届けてきた(当然僕は来ると思っていなかったので不在票が入れられていた)。
これで催促のメール連絡も、キャンセルの連絡さえまともに運送業者へ届いていないことがわかった。
配送業者がデリバリープロバイダな時点で諦めて注文をキャンセルし、もう一度注文し直すことが唯一の対策であろう。

配達担当者に流石に「これ11月2日に届くように注文したものなんですけど、何考えているんですか?」と苦言を呈するも、向こうは「日付指定も時間指定もなかった」の一点張り。
挙げ句に「それはAmazonの方に問い合わせてもらわないと…」などと舐めたことを言ってくれたため「そんなもんとっくの昔にやってるんですよ。今後デリバリープロバイダが担当のときは注文キャンセルする旨も伝えています。もう二度とうちに届けないでくださいね」と叫んでドアバタン。業者がクソなら担当者もクソなのである。ちなみに謝罪の言葉は一度もなかった。真っ当な精神なら客が苛ついていることがわかった時点で形だけでも詫びると思いませんか。

なお、受け取った荷物のお届け先欄がこちらである。
IMG_6039
やっぱり日本語読めてねーじゃねーか!死ね!

まとめ

  • デリバリープロバイダは確かにクソだった。この業者に期待するだけ無駄なので運送業者がここだった時点で注文キャンセル→再度注文しよう(運送業者ガチャかな?)。
  • 一応デリバリープロバイダに関する苦情は他にも多数出ていて、その都度担当部署に報告は行っているようだ。
  • 問い合わせなければ現状が変わらないので、ちょっとでもクソなときは遠慮せずにAmazonに問い合わせよう。電話・チャット・メールの3方法のうちから好きな方法で問い合わせられるぞ。

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