オタクが独りで遊園地に行った話

はじめに

人、世間愛欲のなかにありて、独り生れ独り死し、独り去り独り来る。

仏説無量寿経 巻下より

人は生来孤独なものである。
したがって、あらゆる事柄を―それが世間一般には複数人で行うことが正常であると認識されているとしても―独りで行う力をつける必要がある。
最近では独りカラオケや独り映画が市民権を得ているように思われるが、依然として独りで行うのにハードルが高いのが「遊園地」である。

そんな折、よみうりランドとVTuberのタイアップイベント「VtuberLand」が発表された。
9月24日から30日の間は「にじさんじDays」と銘打たれ、にじさんじ所属バーチャルライバーのコラボフードやコラボアトラクションが楽しめる。
この記事はその初日、9月24日に人生初の独り遊園地を敢行した一人のオタクの行動録である。

行動記録

10:00 よみうりランド到着

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開場は9時だったが、開場凸するほどの元気はなかった(前日ににじさんじオンリー即売会に参加していた)。
10時頃に到着してすぐ、コラボアトラクションの一つ「大観覧車」へと急いだ僕を待っていたのは、

2時間にも及ぶ待機列だった。
通常であれば待っている間に発狂してもおかしくない列の進み具合であったが、そこはにじさんじDays。周りのオタクのオタクトークに耳をそばだてることで時間を潰し、どうにかこうにか耐えきった。

12:00 大観覧車(1回目)

長く苦しい待機列を超えた先はコラボ担当ライバーガチャである。
大観覧車は静凛・樋口楓・える・鈴谷アキ・家長むぎの5名のコラボアトラクションであり、計10個のコラボゴンドラを1人2つずつ担当している。
来場者がどのゴンドラに乗るかを選択することは出来ず、運を天に任せるほか無かった。
僕の推しは鈴谷アキくんだが、後述の都合もあり、ここでは出来ればアキくん以外を引きたいという気持ちでゴンドラへと乗り込んだ。
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勝ち卍。僕のゴンドラはえるえる担当だった。
そこからはもうキモオタクとえるえるだけの空間である。独りで乗ると本当に2人で話している感じが強くてオタクは興奮してしまう。
えるえるの特徴であるはちゃめちゃなトークと適度なイキリもしっかりと味わえる最高な時間であった。
最後に「おつ〜えるえる〜」と叫ぶ頃にはよみうりランドを訪れたことを心から良かったと思っていた。

観覧車を堪能した僕はその後すぐにコラボグッズの物販列へと並んだ。オタクとしてはやはりその場でしか手に入らないグッズには弱いのである。

13:20 コラボグッズ入手

IMG_5802本当にギリギリのところで欲しかったグッズを全て揃えることができた。勝ち卍その2。

その後は腹ごしらえのためにコラボメニュー列へと移動。

14:00 コラボクレープにありつく

どうも、実質緑仙です。
クレープは普通にとても美味しかった。今回唯一「あぁ独りなんだなぁ……」と感じられたのがこれを食べているときかもしれない。

食べ終わった後はホールイベントまで少し時間があったため2度目の観覧車へ。

14:10 大観覧車(2回目)

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今度はコラボゴンドラではなく、通常ゴンドラに乗り込んだ。
にじさんじDaysでは前日までの.LIVE Daysの大観覧車混雑度合いを勘案し、緩和策として大観覧車ボイスの事前販売を行っていた。
これを携帯等へ入れておき、通常ゴンドラに乗り込むと同時に再生することで実質コラボゴンドラへグレードアップすることが可能なのである。
アキくんボイスに関しては事前に購入済みであったため、1回目に大観覧車に乗ったときはアキくん以外のゴンドラを引きたかったのだ。
ともあれ、アキくんボイスは(事前に聞いたりはしなかったのだが)凄まじいかわいさだった。
癒やしの体現者。落ち着いたアキくんのボイスで観覧車のゴンドラ内でお話できるという事実がもうキモオタスマイルを誘う。
最後の「アキニウム光線」はゴンドラ内で逃げ場がないこともありダメージが通常の10倍、悶えることもできずそのまま昇天することになった。ありがとうございました。

観覧車を堪能しきった後は月ノ美兎・樋口楓・静凛・えるによるホールイベントへ向かった。

15:00 特別ホールイベント

イベントはSEEDs二期生の鷹宮リオン様のよわよわ開演前コメントから始まった。
最初ガッチガチに緊張していて、途中で噛んで絶叫するなどかわいらしい一面をのぞかせていたが、「戸籍消す」ネタもしっかりとぶち込んでいた。

イベント本編が始まるとJK組とえるえるの3Dモデルのかわいらしさにオタクの心は奪われてしまった。
しずりんがいちいち謎ムーブをしていたのがツボに入ってずっとニヤニヤしていたように思う。

少しのフリートークの後、ゲームコーナーへ移行した。1つ目のゲームは「与えられたシチュエーションに沿って2人がエチュード」であった。
詳しいレポートなどはTwitterあたりに落ちているだろうから印象に残った組み合わせだけを書くとすれば、「ロリりん+美兎ママ」と「にんにくでろーん+えるえる」である。
なんのこっちゃ。

2つ目のゲームは「アーティストor作品名を与えられてすぐその曲を歌い出せるか」であった。
僕も大好きなUNISON SQUARE GARDENがお題として出されたときにしばらく誰も歌いだせず、「おいおい委員長はすぐシュガバタ歌い出せよ……」と会場がどよめいていたのに大いに笑わせてもらった。

その後結局気づいて全員でセッション(ボーカル不在)になったのも合わせて最高だったと思う。
このゲームには罰ゲームが設定されており、解答数の最小だったしずりんが受けることになったのだが、あの良い声から飛び出すイケボセリフにキュンとこないわけがなかった。

これらのゲームを天の声こと剣持刀也の仕切りでこなした後、伏見ガク・夕陽リリ・ギルザレンIII世からのビデオメッセージが紹介され、雑談を挟んでイベントは終了となった。

イベント終了後、僕は最後のアトラクションとしてバンデットへと向かった。

17:30 バンデット

IMG_5799委員長がなんか喘いでた。
絶叫マシン自体が好きなので、普通に乗り物として楽しかった。隣の全然知らない方とにじさんじトークしながらマシンに乗っていたのが印象に残る。

18:00 帰宅の途に就く

充足感と疲労感をお土産に、21時半からのアキくんの配信に備えて家へ帰った。

得られた知見

  • 独り遊園地は行く前に構えていたほどメンタル的に辛い行為ではない
  • ただしご飯を食べる、休憩をするなどふと「独りな自分とそうでない他者」を感じられる時間には注意
  • 今回のように目的や行動がはっきり決まっているならむしろ独りのほうが身軽で良い

ということで、今後はこのようなコラボにも尻込みせずにソロ参加していこうと思う。

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